2014 October

 

 
 
 
ギャラリー間に、「伊東豊雄展ー台中メトロポリタンオペラハウスの軌跡」の オープニングに伺う。快晴の空の下、伊東先生のお話。マイクが不調でも にこ やかでズムーズ。台湾でお仕事をなさったらこんな小さな事はお気になさらない のでしょう。建築界の大御所がコレでもかコレでもかと、後から後 から登場。 皆さん豪快な笑顔でいらっしゃるのも印象的。伊東先生の豊かなお人柄が偲ばれ る。世界的に活躍される方の佇まいを拝見するのは、どのよ うな分野でも何か しらの影響を受けるもの。私もすっかり気持ちが大らかになる。

 

 

 
 
 
フランスの家具・インテリア・デザイナー、ピエール・シャローの展覧会を見 る。代表作、ベルナデッド・ベイフィットの力を借りて設計した「ダルザ ス 邸」通称ガラスの家、サンジェルマンの我が家のすぐ近くで、何度か訪れたこと があるけれど、その独特な雰囲気は、ディテールのデザインもさるこ となが ら、素材の組み合わせから醸し出されるように思う。 アラバスターを使った照明器具のデザインは今見ても新しく、同じくサンジェル マンに今もブティックがある。

 

 

 
 
汐留の展覧会場は旧新橋駅があったところ。鉄道のゼロ地点が表記されている。

 

 

 
 
私と入れ違いでパリに出かけた友人のイラストレーター、M嬢から嬉しい写真 メール。左岸のデパートBON MARCHEで開催中の「Le Japon Rive Gauche」展のカタログと私のアクセサリーのセッティング。衣食住にまつわるさ まざまな分野の「Japon」が一堂に見られる話題の展覧会のよう。

 

 

 
 
東京デザイナーズウィークに主人の学生さんが出展しているというので、お誘い を受けてノクチューン(22時まで開催の日)に伺う。お天気もよく、 気持ち の良い初冬の夜。建築やプロダクトデザイン、さまざまな分野の若いデザインに 触れて、心地よい刺激を受ける。それにしても、年々大規模に なって・・・。

 

 

 
 
屋外には各大学の出展作品が並び、主人のゼミの生徒さんに案内して頂く。中に 入ることが出来るようなブースもあり、さながら夜のテーマパークのよ う。

 

 

 
 

プロダクトデザイン部門の展示。テントの中に所狭しと並ぶ「デザインされた」 小物たち。パリと東京を往復しながら飛行機を乗り継ぎ仕事をする生活 が長い 私、「ひとつでもこだわりを無くしたい・・・」と思う今日この頃。なかなか実 感としての興味が持てないというのが正直な感想。小物のデザインより「どんな人生を送りたいか」という大きなデザインに興味は向く。 そして、何より「楽しく生きること」に !

 

 

 
 
最近「デザイン」に関わることでは唯一興味を持っているコンピューターグラ フィック。バーチャルな世界と映像なので「モノ」が残らない。作り手の ぬく もりが感じられるようなモノがあまり得意ではない私には、この無機質な感触が 合っているみたい・・・。どのブースも興味深く、説明して下さる 学生さんの 無機質な感じも心地よい。

 

 

 
 
expo index 広い会場に建築から全ての分野のデザインされたモノが並ぶ。さまざまな刺激を 受けつつ、また逆に「デザインされ過ぎたモノ」に食傷気味にもな る・・・ page top

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